【 介護アロマでみえたもの vol.1】

近年の日本では超高齢化社会による、老老介護疲れで残念な事件が後を絶ちません。
いきなり暗い話かよ!と思うか方もいらっしゃるかと思いますが、
しっかりと目を向けなければいけない問題であると、私は提議します。


目に見える介護の現場では、
介護される側の気持ちばかりが報道されがちな印象を受けませんか?
もっと知って欲しいのは、介護する側の心構えや環境の大切さであると気がつきました。

そこで、私が専門としているアロマテラピーが、なぜ介護に役立つかを踏まえた上で、
介護アロマの症例レポート作りでみえてきた3つのことを、脳内整理として
ここに書き出します

<なぜ?アロマテラピーが介護に役立つのか>

人の情動は変化があって当たり前ですが、毎日単調であったり
社会的な関わりがなくなってくると加齢ともに認知症が進行してきます。
しかし、「精油(=エッセンシャルオイル)」や「タッチケア」を用いることで、

・「香り」の「療法」で「嗅覚」と「触覚」を刺激し、
人の気分や記憶を司る「大脳辺縁系」へ香り成分が直接働きかけ
認知症の予防にも繋がる

・タッチケアやトリートメントでは、手の温もりを感じられ、
寂しさの緩和や、人と話すことで社会的な行動に繋がる

と、上記2点だけでも認知症の遅れや回復が見込まれます。
また、過去に嗅いだことのある香りであれば、懐かしい気持ちになるなど
記憶(=海馬)の刺激にも繋がります。


私は「アロマテラピーなんて聞いたことがないよ!」という方に積極的にハンドアロマの体験をしてもらっています。施術後はみなさん表情がとても柔らかくなり、冷たかった手先もポカポカに。いつも以上におしゃべりが進んだりと....
ほんの30分程度でも目に見えて心の変化が分かるので、とても嬉しく思います。


<介護アロマでみえたもの>

1)介護する側も心が豊かであること

・介護前から家庭環境が良好であること
・介護に対しての問題意識を関わる全員で共有・クリアできること
・施設を利用すればお金がかかるので、それを維持できること

この条件が揃って、はじめて、心からの豊かな介護ができるのではないかと考えました。

特に家庭環境は1番重要で、介護する側の苦しさを共有できる人、
急に起こった変化(今朝まで元気だったのに突然の骨折で入院した、入院後認知症を発症した等)に対して、パニックを起こした際に、冷静でいられる人が周りに存在することが
介護する側の大きな支えになるのではないでしょうか。

2)介護する側のゴールは何か

・施設に入れること
・自宅で共に生活をすること
・デイサービスなどで定期的に施設でケアをしてもらうこと

ゴールは各家庭ごとに様々かとは思いますが、「生きて暮らしてくこと」を前提とした時に、「今がこれが最善」であることが大切で、次にも出てきますが、「リスクマネジメント」もまた重要になります。

3)老いのリスクマネジメント

ー 極端な話、人間は生まれた瞬間から老いへ向かって、生きている ー

医療の進歩により、人生100年時代へ突入した私たちにも、いつか突然降りかかってくる
問題ですが、自分の親や自分自身に、介護が必要になった時のことを
どれだけ考えられているでしょうか?

・保険や貯蓄の整備ができているのか
・介護が必要になった時の話し合いを、事前にしているか
・困った時の医療だけではなく、
普段からできる自然療法や地域のコミュニティづくりなどに積極的になれるか



上記のことを予め考えておくだけでも、いざという時にどれだけ家族や本人が救われるか、計り知れません。
(あくまでも一例です(^^))




長くなりましたが、、、
介護アロマの症例レポート作りでみえてきた3つのことを、書き出しました。
今回は、私なりの考えを書きましたが様々な意見がありますし、
医学的な意見ではないので、あくまでもいちアロマテラピーインストラクターとして
みえたものです。

私自身もまだまだ介護アロマについては、勉強中の身ですので、日々頑張っていこうと思います....!

それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました。

ATSUNA





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